株式投資

サイバーエージェント<4751>株を購入した4つの理由と今後の成長性

悩んだ私

「中長期的に安心してホールドできる銘柄はないか?」
「下げ相場でも売らずに、ホールドし続けられる確信の持てる銘柄はないか?」

私が優位性を発揮できる分野(情報通信・サービス)の中から100社を選び出し、その中からたった一つだけ株を購入しました。それがサイバーエージェントです。

今回は「なぜサイバーエージェントなのか?」という理由を書いていきます。しかしその前に、私が株を選ぶ基準を明確にしておきます。

私が株を購入する基準

  • 現在の価格が割高ではないか、成長の余白はあるか
  • 市場規模から今後成長が期待できるか
  • 他社との競合優位性はあるのか
  • 研究開発に投資しているか
  • テクノロジーに前向きか
  • 事業内容がちゃんと理解でき、時代の先端を行きすぎていないか
  • 事業の方向性は一貫しているか、また結果はでているのか
  • CEOは信頼できる人物か
  • 一生ホールドしたいと思えるか

基本的にはすべての条件を満たしている企業の株を購入します。とくに最後の「一生ホールドしたいと思えるか」は絶対に外せない条件です。

サイバーエージェント株を購入した4つの理由

  1. メディア事業の営業損失が改善し、売上高が上がっている
  2. アベマTVは広告と有料課金の両方であり、他の有料サービスと真正面から競合していない
  3. 日本のインターネット広告費が毎年増えており、これからも増加することが予測できる
  4. 研究開発費は2017年9月期から約136億円投資しており、将来に期待できる

この記事を読むことで、サイバーエージェント株を長期でホールドする理由が見つかるでしょう。また現在のサイバーエージェントの株価(2021/11/19現在)は割安だと思います。

その理由は今回の記事を読めば理解できるはずです。

メディア事業の営業損失が改善し、売上高が上がっている

メディア事業は、まだ営業損失がでている状態ですが、2016年4月に開局した「ABEMA」を中心に、売上高が着実に上がっています。

売上高が上がっているということは、「ABEMA」のプレゼンスが上がっているということであり、時間の経過と共にプラスに転じると思っています。

なぜなら「ABEMA」は、前年比 45.1% 売上高が上がっており、メディア事業への先行投資の効果があらわれているからです。おそらくこれは、コロナの巣ごもり需要もあるでしょう。

2016年の開局から見ても、売上高は右肩上がりに上昇していることがわかるはずです。

「でも Amazon プライムビデオも Netflix もあるし、本当に ABEMA が選ばれるの?」と思う方もいると思います。結論から先に言います。

私の結論は「共存していく」です。

なぜなら「ABEMA」は、他の有料サブスクリプションサービスと、真正面から競合していないからです。次節で詳しく解説します。

他の有料サブスクと競合しない「ABEMA」

CyberAgent プレゼンテーション資料から引用

なぜ ABEMA は他のサブスクと競合しないのでしょうか?

ABEMA は、他の有料サブスクサービスとは、競っている領域が異なるからです。あらためて上記の図を見てください。

ABEMA は、無料の広告収入と課金収入の2つの領域にポジションをとっていることがわかります。これが他の有料サブスクサービスと競合しない理由です。

もう一点、ABEMA の今後の成長に確信を持った理由は、10〜40代をターゲットにしている点です。一般的にこの年代はテレビ離れが加速しているそうです。

ABEMA の競合優位性は、これまでのテレビをインターネットに持ってきたことです。つまり、これまでテレビで見ていたニュースやドラマを、インターネットの中で視聴できるようにした点です。

私もテレビ画面での視聴が無くなっただけで、ニュースを見なくなったわけではない。(そもそも受動的なコンテンツは好きではないが)

他の有料サブスクと競合せず、テレビのニーズも取り逃がさない設計こそ、ABEMA の魅力なのです。

日本のインターネット広告費の増加

CyberAgent プレゼンテーション資料から引用

日本の媒体別広告費を確認すると、2019年にインターネットがテレビを抜いたことがわかります。この現象はCyberAgent のインターネット広告事業に追い風になります。

なぜなら市場全体が伸びているからです。既存の市場の顧客を奪い合う必要がなく、価格競争になりづらい構造であるといえます。

さらに CyberAgent はインターネット広告で創業していることを考えると、事業の強みと時代背景が追い風になり、爆発的に成長していくのではないかと思っています。

また中長期の経営戦略も明確でわかりやすく、メディア事業の成長も、投資効果があらわれていることがわかりますね。

「インターネット広告事業とゲーム事業で利益を積み上げ、メディア事業に十分に投資し、中長期の柱に育てていきたい」

中長期の経営戦略より引用

インターネット広告事業の伸びと、ゲーム事業の伸び(ウマ娘など)により、ABEMA の今後の成長が期待できます。

研究開発費への積極的な投資

これからの時代、未来を見据えた研究開発に投資できるかが、今後の成長の重要な指数だと考えます。

なぜなら時代の流れが早く、既存事業が未来永劫成長する保証はどこにもないからです。

例えば、2000年初頭にホームエンターテインメント業界のトップと言われた「ブロックバスター」は、時代の変化に対応できず、2010年に破産になった。

そこで時代の潮流にうまく乗った Netflix が、確固たる地位を気づいたことは知っている方も多いでしょう。

インターネットの急速な発展により、これまでの手法が通じなくなることは今後も増えるでしょう。常に「次の一手」に投資しておく必要があるのです。

CyberAgent は、2017年9月期から2020年9月期まで間、累計で約136億円投資していることがわかりました。ソースはこちらです。

ウマ娘の爆発的ヒットも、しっかり研究に投資していたからではないかと私は思います。一朝一夕でできるものではないはずです。

まとめ

ここまで、メディア事業からインターネット広告事業の内容を見て、なぜサイバーエージェントの株を購入したのか4つの理由を書いてきました。

  1. メディア事業の営業損失が改善し、売上高が上がっている
  2. アベマTVは広告と有料課金の両方であり、他の有料サービスと真正面から競合していない
  3. 日本のインターネット広告費が毎年増えており、これからも増加することが予測できる
  4. 研究開発費は2017年9月期から約136億円投資しており、将来に期待できる

CyberAgent のもう一つの柱であるゲーム事業には特段触れませんでしたが、「ウマ娘」のヒットを見ればわかるとおり、順調に利益を積み重ねています。

またCyberAgent のCEOの存在も、今回株を購入する決め手になりました。代表の藤田 晋社長の人柄や、事業に向き合う姿勢は本当に尊敬しています。

読んだ方も多いと思いますが、まだの方は一読されることをオススメします。